【Books】健康をマネジメントする 横山啓太郎
100年の人生に耐えうる身心を健康だと定義するとしたならば、100年耐えられるように自分の身心をマネジメントできているでしょうか?
今は大丈夫だが、10年後はわからない、今も健康に問題を抱えていると感じているのであれば、続きをどうぞ。人生100年に通じる健康についての基本的な考え方とマネジメント方法がここにあります。
リンダ・グラットンはその著書「LIFE SHIFT」において人生100年時代における”無形資産”の重要性を強調しています。その中で、肉体的・精神的健康と心理的幸福感を”活力資産”と称して前向きに生きるために不可欠なものとしています。
そこまで難しく考えなくとも、健康が重要であることは誰にも明白なのですが、問題は人生100年に耐えられるようにきちんとマネジメントしているか否かなのです。
生活習慣病は病気ではなく老化である。老化は薬で直すことはできず、生活習慣の改善で予防すべき。これがその通りだと思える内容です。
知識の提供だけでなく、習慣化して実行するまでの手順まで盛り込まれているのでオススメです。
<目次>
はじめに 急性疾患で死ななくなった日本人
第一章 現代医療は人生100年に対応していない
第二章 健康マネジメントで人生100年を幸せに生きる
第三章 健康マネジメントの第一段階「マインドを変える」
第四章 健康マネジメントの第二段階「自分を知り、どうありたいかを考える」
第五章 健康マネジメントの第三段階「自分にちょうどいいことを習慣化する」
横山啓太郎 著
出版 CCCメディアハウス
<Happy Ending カードNO.4>