「アンネの日記」アンネ・フランクの 父オットー・フランクの選択
Happy Ending blog 「「アンネの日記」アンネ・フランクの 父オットー・フランクの選択」をリリースしましたので、ご覧ください。
人間しか持たない「文化」は他人の経験と後悔を糧にして発展した?!
「アンネの日記」は誰が出版したかご存知でしょうか?
「アンネの日記」を出版した人は、もちろん強制収容所で死んだアンネではなく、その父であるオットー・フランク……
「アンネの日記」はもはや人類のもてる「文化」です。
なぜ、アンネの一家が強制収容所に送られることになったのか?
なぜ、オットーが「アンネの日記」を出版したのか?
オットーのリスクはナチスによるホロコーストでした。
予期的後悔をするには他人の経験を知る必要があります。
私たちのリスクは、自分自身と家族に対するがんの宣告や地震等の天災罹災、戦争など様々ですが、本質的にはオットーにおけるホロコーストのリスクと大差ありません。
本能のみで生きる犬猫に対して人間には「文化」があります。
人間は言語による文化によって他人の経験・後悔を知り、自分の後悔を回避することができる動物です。
犬猫に後悔はありません。たまたま人間の遺伝子を受けた私たちには後悔するリスクとそれを回避するチャンスが与えられています。後悔するリスクだけ負って回避するチャンスがないのはごめんですよね。