遠すぎる墓 ー 遺骨のリスク ー 親が元気なうちにすすめる改葬・墓じまい
お墓に誰も行けていない……」
母が亡くなって1年。
ようやく落ち着いてきたある日のこと、兄と電話をしていてふと、こんな話になりました。
「そういえば、お墓、誰もお参りに行けてないよね……」
実家の墓は地方の山間部にあります。東京に住んでいる私たち兄妹にとって、移動だけでも一苦労。結局、納骨以来一度もお墓にお参りができていないことに気づきました。
そのとき両親に申し訳ないという思いとともに、
初めて、私たちの中にこんな疑問が浮かびました。
「私たちも、将来、あのお墓に入るの?」
以上は、昨年母を亡くして田舎の墓に納骨したある兄と妹の会話の一部です。
骨は焼こうが海に散骨しようが、なくなりません。この地球上のどこかに存在しつづけるのです。そう考えると墓は先祖と自分たち家族の骨の住処であるということですね。
誰もが墓のことが気にかかっています。
最後は墓の中だからですね。
であれば、少しお墓のことを考えてみましょう。
今回のテーマはお墓マーケティング!