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浅草薬剤師会にてHappy Ending カード体験会を開催しました

2017.07.17

浅草薬剤師会の「ワンランク上を目指す」研修会にて、薬剤師の皆さまに下記テーマのセミナーを開催させていただきました。

(2017年7月11日(火))

<テーマ>
第一部 「健康を育むSocial Supprtのハブとしての薬局」
    (株)健育社 代表取締役 畑川郁江氏(薬剤師、Happy Ending プランナー)
第二部 「生涯健康・Happy を支援するHappy Ending カード」 
     一般社団法人 日本ハッピーエンディング協会代表理事 齋藤真衡


<街の薬局への期待>

 薬局は、「健康の保持とセルフメディケーションの推進のために、地域に密着した健康情報の拠点として積極的な役割を発揮する場である」というビジョンが厚生労働省より明示されており、地域包括医療・介護の分野においても薬剤師の役割が重要になると言われています。処方箋が来るのを待つ薬局から、消費者から健康についての相談を積極的に受け付ける薬局への転換です。
 一方、待ち時間数時間、診療5分と言われる忙しい医師に相談しにくいことの一部でも薬局が担ってくれるのであれば、国民は助かるはずです。それも予防段階から……

 そこで、健康に関する様々な相談を受けることの一環として、Happy Ending カードとチームトラストが地域の住民と薬局の橋渡しのお役に立つのではないかと考え、今回の体験会を開催させていただきました。


<アンケート結果>
<1>Happy Ending カードへの感想



<2>誰にHappy Ending カードを紹介したいか(上記1Q4で「誰かに紹介したい人」が回答)


<3>参加者のコメント(浅草薬剤師会のアンケートより)

・自己決定を行うにしても、意思を表示しておく必要があるという認識がなければできないことであると思うため、生死に関わりのある医療人として伝えていかなくてはならないと感じた。
・人生の最終段階で関わる人は医療関係者の他にも多くの職種の方達がいるのだなと思った。その中で薬局が意志表示のできる場となっていければ、と思った。
・日々、この様なEndingに向かい合うことがあります。参考になりました。
・今やっている事業にプラスして行っていければと感じた。
・地域での話題作りへの活用ができると思いました。Quality of Deathというのも考えていました。
・薬局の役割の可能性を考えることができた。
・事前に選んでいた「最期」が迎えられなかった患者様を沢山見てきました。自分が関わった以上、希望を叶えられなかった原因の1つに自分があると思います。それでも御家族様には感謝の言葉をいただきます。Happy endingとは何か?誰がhappyと決めるのか?答えは見つかりません。
・老後、いろいろ考えないと…
・患者様への関わり方について、今までよりも生活に寄りそったアドバイス、判断をしなければいけないと感じました。
・薬局として、というより、まずは自身の人生プランを考えないといけないと感じました。
・備えが必要と考えされられました。
・ゲームを通して自分のことを考えるということが良かった。
・終活について。親の介護等。


上記アンケートのコメントは、第一部のテーマである終末期医療の選択と、それを包含するHappy Ending カード全体に対する感想となりますが、薬剤師の方の真摯で前向きなコメントにうなずかされます。医療の最前線にいる薬剤師の方々が選択する今後の行動は、国民全体の幸福度を左右すると言っても過言ではありません。
皆さんは街の薬局に何を期待しますか?しかし、地域の住民にも期待するだけではなく、一緒に取り組む姿勢が必要とされているのではないでしょうか。


Happy Ending カード体験会のお問い合わせはこちら ☞ https://happyending.or.jp/contact/

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