【Happy Ending マガジン vol.2】 意識不明になっても適切な治療を受けて生き残る方法
<Happy Ending マガジンからのつづき>
◇ ここから、あなたの想像力がものを言います!
ある日の夕方、あなたは帰宅途中、横断歩道を渡っている最中に信号無視をした自動車にはねられてしまったとします。
あなたをはねた自動車は停車することなくそのまま逃げてしまいましたが、幸いなことに通りかかった老婦人が携帯で119番通報をしてくれたので、救急車で救急病院に到着しました。あなたは意識を失ったままなので、救急病院の看護師が家族に連絡を取ることができる手がかりがないかと、やむを得ずあなたの所持品を確認しています。
◇ Happy Ending への分岐点
「突然意識不明になったとしてもすぐに家族に連絡がつく?」
YES か No か?
<NOの場合>
救急病院の医師は意識不明のあなたからも、連絡の取れない家族からも診断の手がかりとなる情報を全く入手することができません。医師に正確な診断をさせるのに必要な情報を提供しないのがNOの場合です。
<YESの場合>
意識のないあなたから聴取ができない場合でも、身近にいてあなたのことをよく知っている人から間接的に聴取できれば正確な診断による治療を受けることができます。
あなたにとって、NOとYESとどちらの状況がHappy でしょうか?
◇ リスクはどこにあるのか?
患者本人への問診は、正確な診断、適切な治療を行う診療の第一歩とされ、その疾患を発症した背景,現病歴,家族歴,既往歴,生活歴に加え,服用薬剤,生活機能障害,かかりつけ医や要介護状態の有無についての情報収集が必要とされています。正確な診断がなされなければ、適切な治療も行えないので、あなたの生死、予後に重大な影響を及ぼす可能性があります。
◇ Happy Ending への選択
緊急時にあなたの替わりをしてくれる家族などの連絡先を
<選択肢1>携帯する。
<選択肢2>携帯しない。
◇ 医療情報をセットする。
問診で医師から聞かれそうなことで重要なことは連絡先とともに書いておくのが賢明な選択です。
何が求められているかは以下の横浜市消防局が提供する救急救命カードを見て下さい。
(横浜市消防局の救急救命カード)
折りたたむと名刺大となるこのカードは、下記のウエブサイトからダウンロードすることができます。
一部の情報を除くとこのままでも充分に使えます。
救急あんしんカードについてはHappy Ending プランナーにお問い合わせください。その他にもHappy Ending に必要なことをお伝えします。
次回のHappy Ending マガジンvol.3は、Happy Ending カードNO.I-3「自分史を書いている。または、書くつもりだ。」です。
お楽しみに!