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【Happy Ending マガジンvol.3】想い出すと幸せになる自分史

2018.02.15

 

 

<Happy Ending マガジンからのつづき>

◇「木こりのディレンマ」の話を知っていますか?

旅人が森を歩いていると一人の木こりに出会います。木こりは斧で木を切り倒そうとしていましたが、なかなか作業が進みません。旅人が木こりに近寄ってよく見てみると斧が刃こぼれしているようでした。旅人は斧の刃こぼれを指摘して、斧を研ぐことを勧めました。それに対して、木こりは何と答えたでしょうか?

忙しくて斧を研いでいる暇はない!と言ったそうです。


一方、何年使っているか知りませんが、あなたの人生の斧は刃こぼれしていないでしょうか?

◇ 想い出すと幸せになるきっかけとしての自分史

  「自分史を書いている。または、書くつもりだ。」
     あなたはYESですか Noですか?

<NOの場合>

自分の人生の斧の切れ味を確認せずに、木を切り続けている状態です。もしかすると、刃こぼれした斧のために、幸福であるにもかかわらず、それを感じることなく生き、やりたいことがわからないままに、Endingを迎えてしまうかもしれません。

 


<YESの場合>

エピソードを紡いで物語が完成し、幸福感を感じるとともに、自分の目指すアイデンテティを確立するために前向きの人生を歩んでHappy Ending を迎える可能性が高まります。

 

あなたにとって、NOとYESとどちらの状況がHappy でしょうか?

 

◇ リスクはどこにあるのか?
 
第一は、幸せであるにもかかわらず、それに気づかずにいることです。幸せとは好ましい記憶の再生です。観光客がその場の見物より写真を撮ることに夢中になっているのは、その場の幸せよりも後で振り返る幸せを大切にしているからです。幸せに想い出は不可欠です。しかし、過去にあった好ましいエピソードも時間の経過とともに忘れ去られ、想い出すきっかけも失ってしまいます。

第二に、アイデンティティのない人生を送っていることに気づかないことです。人生のエピソードを紡いだ物語が、その人のアイデンティティ(一貫性)と言えるのですが、物語になっていない人生は、刃こぼれした斧のようなものです。アイデンティティ(一貫性)に欠ける人生は幸せでしょうか?

◇ Happy Ending への選択

そこで、人生の斧を研ぎ直すきっかけが自分史です。
「自分史」に特定の定義があるわけではありません。ここでは、人生における重大なエピソードや記憶に残る瞬間を想い出して、紡いでいくことだとしておきましょう。自分史はそれらのエピソードを紡いた自分の物語なのです。エピソードを紡いで自分の物語を創ることでアイデンティティが確立し、今後の物語の続け方が見えてきます。自分史は自分のアイデンティティを見失うリスクを回避するひとつの有効な手段です。また、エピソードを想い出すだけで自分の幸せを確認することができ、物語にすることでさらにアイデンティティがシャープになります。過去を想い出して幸せになるのはそんなに難しくありません。以下の方法を試してみてください。

<その1 アルバムの整理>
誰でも簡単にできるのがアルバムの整理です。写真は幸せな時にしか撮りませんが、アルバムを開かないとその幸せなエピソードも忘れてしまいます。アルバムごとスキャニングしてしまえば、タブレット、パソコンやデジタルフォトフレームでキレイかつ簡単に見て幸せになることができます。

<その2 一枚の自分史制作>
写真の整理ができたら、次はお気に入りの写真に自分なりのストーリーをショートセンテンスで書き加えてみましょう。その写真から様々なことが連想されてより幸せになります。

<その3 家系図の制作>
戸籍を遡ると、明治の初めまで。お寺の過去帳を遡れば自分のルーツが明らかになるかもしれません。家系図を遡ることによってつながりを感じて幸せになることができます。

<その4 ビデオの編集>
写真だけでなく、昔撮影したビデオも忘れるわけには行きません。編集するとによって、これまでの人生が映画のようになるかもしれません。

<その5 本格的自分史制作>
上記のステップのいずれかを踏んでいると、本格的な自分史は半分できたようなものです。様々なエピソードが手元に集まっているので、本格的な自分史まではもう少しです。

◇ only connect 「想い出すと幸せになるサービス」

想い出すと幸せになる経験を試してみてください。まずはアルバムを開いてみるとか。忘れていただけなのですから幸せを。
上記の5つのサービスは近いうちにHappy Ending プランナーから提供する予定です。お楽しみに!