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Happy Ending 劇場

【studies】孤独感を測るスケール UCLA 孤独感尺度

2019.03.27

【vol.15】Happy Ending マガジンでは孤独がもたらすリスクについてお知らせしましたが、果たして自分は孤独なのか、孤独ではないのか?
それが問題です。と言うのは、孤独を主観的に認識せずに見すごしてしまう場合があるからです。孤独感が、社会性回復への健全なアラームであるとするならば、そのアラームをキャッチするスケールを持っていなければなりません。そこで、UCLA 孤独感尺度をご紹介しましょう。

◇ 日本語版UCLA 孤独感尺度(第3版)

孤独感(Loneliness)をかならずしもネガティブに捉える必要はありません。身体的な痛みを感じるおかげで身体的なリスクから逃れることができるように、社会的な痛みを感じるおかげで孤立したままになるリスクを回避することができるのです。慢性化する前の孤独感は、生き残るために進化したアラームだと言えます。

横浜市立大学医学部 田高悦子教授のグループがラッセル博士が開発したUCLA Loneliness Scale第3版をもとに作成した日本語版UCLA 孤独感尺度(第3版)です。

質問は20問。当てはまるものに○をして集計します。点数が高いほど孤独感が高い。
28点未満:孤独度低い
44点以上:孤独度高い
(注)の逆転項目に注意して集計してみてください。

本記事は許可を得て掲載しています。
PDF版は下記のウエブサイトから入手することができます。

→ http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~ycu_chn/wp/study/study/
 

◇ 孤独感尺度がわかったら
孤独はデメリットばかりではありません。孤独な状態にしかできないこともあります。むしろ、孤独が心地よいときもあるのです。しかし、それは前提として社会的なつながりを有している場合です。

環境は変化します。学校を卒業する。親から独立する。転職をする。離婚する。定年を迎える。知人が引越をする。入院する。死亡するなどの事象が、突然今までの社会的なつながりを断ち切ってしまいます。今有している社会的な絆を当たり前のこととしていると、失ってはじめて孤独を感じることになります。

もっとも、怖いのは、孤独による様々な影響を受けながらも孤独にも馴れてしまい、その状態を合理化してしまうことです。

◇ Happy Ending への選択

孤独な人生を歩むか、社会的なきずなをキープして生きるか。人間のDNAはその選択を許しません。人間は社会から外れて生きることが不可能な社会的な動物なのです。
社会的なつながりを創る方法のひとつは「自分がしてもらいたいことを人にする」ことだと言われています。社会的なつながり(ソーシャル・コネクション)を現すキーワードが孤独感尺度の質問の中にありましたが、そのポイントにおいて「自分がしてもらいたいことを人にする」というのはいかがでしょう。

(Happy Ending カード No.A-9 地域とのご縁)

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